色々なことが停止、制限された2020年。「立ち止まることも悪くない」という思いと共に
「人と繋がり活動できることの有り難さ」を改めて実感した。
「ありがたい」はずだった「あたりまえ」。
知らず知らずのうちに様々なことが当たり前となって、大切なことが置き去りになっていないだろうか。
8年前、「廃道」というタイトルで小作品を創った。「廃道をゆく」という一冊の写真集がきっかけとなった。
まるで時が止まったかのような景色、かつては人が暮らし行き交い、活気と音があった。
静まり返った街や道に風が抜け、草木を揺らし、残留物が佇む。時が止まり朽ちていく姿に、
そこに確かにあった存在感をより強く放つ。2020年、人が消えた街に少し似たものを感じた。
今回は、廃道を一つのコンセプトとして再トレースし、ネガティブに捉えずそこにあるノスタルジアやエネルギー、
紡がれ今の瞬間に繋がっていく時、私たちの中にある静かな躍動や衝動、光と陰。
そんなことを感じながら即興をベースに展開してみる。
ゲストに「こまっちゃクレズマ」のメンバーをお迎えし、その贅沢な生演奏に
ダンサーとアクターはどのように変化、反応していけるのか・・・。
さぁ、耳を澄ませて、心を澄ませて思うままに!
佐々木紀子
ダンサー/コリオグラファー
1998年よりダンスカンパニーカレイドスコープ公演に出演。創作活動も行い、2010年「文化庁新進芸術家海外研修制度」にて渡独。フェスティバル参加や自主公演をするなどして活動。帰国後、自身のスタジオ "Studio Zimmer" を開き指導する他、
"Project N"を立ち上げ公演活動を行う。その他、様々な分野のアーティストとのコラボレーション活動にも参加挑戦している。
砂山典子
ダンサー/パフォーマンス・アーティスト
ジャズダンスを原田邦子より、コンテンポラリーダンスを黒沢美香に師事。
1990年よりアーティストコレクティヴ DUMB TYPEのメンバー、ダンス領域を飛び越える。ライフワークとしてライブインスタレーション作品「むせかえる世界」がある。SNATCHの愛称でクラブカルチャー、
コンテンポラリーアート、バーレスクショー、映画などジャンル横断的に国内外で活動している。 www.dumbtype.com
Kuniko 賛助出演
ダンサー
15歳からクラシックバレエを始める。その後ジャズダンスひとすじに、数多くのTV・舞台に出演後、1986年日吉にスタジオFを
設立。後進の指導にあたる。毎年、スタジオとしての公演及び発表会を行なう傍ら、個人的な表現活動も展開している。
梅津和時
Sax, Clarinet, Flute, etc
70年代前半渡米、NYロフトシーンで活躍した後、生活向上委員会大管弦楽団で一世を風靡した。ドクトル梅津バンド(D.U.B.)以降、シャクシャイン、ベツニ・ナンモ・クレズマー他を経て、現在まで継続するKIKI BAND、こまっちゃクレズマに至るまで、常にリーダーバンドを持ちながら国内外で活動を続ける。RCサクセションのホーンとしても知られ、忌野清志郎とは2009年まで活動を共にした。80年代よりメールスジャズフェスティバルを始め多くの海外フェスティバルに出演し、先鋭的な演奏家とのセッションも多数。
大工哲弘、木村充揮、石橋凌等のアルバム・プロデュース、映画音楽・劇伴、エッセイ執筆も。
近年参加するドイツのジャズ・ユニット「Kyoto mon Amour」は、同国内でのツアー公演も勢力的に行い、現地メディアから絶賛されている。
多田葉子
Sax,Clarinet,鍵盤ハーモニカ,etc
90年代、梅津和時率いるベツニ・ナンモ・クレズマーに参加し演奏活動を開始する。以後、マネージメントなど音楽制作をサポートする傍ら、こまっちゃクレズマのメンバーとして音楽活動を続け現在に至る。
武元賀寿子ダンス・ヴィーナス、まことクラヴ、パパ・タラフマラなどの公演にもパフォーマーとして参加している。
また、ホーンセクションとして三宅伸治、中村耕一、石橋凌などのアルバムにも参加。自身のユニットにプチだおん、うたものシスターズなど。
参加バンド、A.K.I. BLUES BAND、
先カンブリア・クラリネット四重奏団、KATSURA MAZURKA、伊藤ヨタロウ&メトローマンスホテル、トラペ座他。
関島岳郎
tuba,recorder,etc
1989年に篠田昌已、中尾勘二とコンポステラを結成、コンポステラは篠田の急逝までの3年間という短い活動期間ではあったが音楽シーンに大きな印象を残した。
以後、栗コーダーカルテット、ストラーダ、こまっちゃクレズマ、THE THRILL、シカラムータなど多数のバンドやユニットに参加しつつ、貴重なポピュラーミュージックシーンのテューバ奏者、リコーダー奏者として多くのレコーディングやライブに参加。
また、個性的な作編曲家として映像作品などの音楽を手がけている。
山本芳樹
アクター
劇団Studio Life所属。
劇団代表作で主役を務める他、翻訳劇、ミュージカル、朗読劇、ダンスパフォーマンス公演など外部でも活躍。
定期的に音楽Liveも行い、自身が作詞、作曲を手掛けオリジナルCDアルバムをリリースするなど活躍は多岐にわたる。
チケットは予約制、当日精算となります。
客席はパイプ席48席を予定しています。
会場としては180席の半数、90席がコロナ感染予防の上限ラインとなっております。
そのため、場合に応じて客席数の増減を致します。
チケット予約 方法
studio.zimmer@hotmail.co.jp へ下記の内容を記載の上、メールにてお申し込みください。
件名:「いざ!廃道をゆく」チケット申し込み
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